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技拓が伝えたい10のこと その10

連日の猛暑日。ちょっと危険な暑さで、外にいると頭がくらくらしてきますね。
現場の職人さんも顔を真っ赤にして、頑張ってくれています。
明日からしばらくは雨ということで、小休止ですが、
台風の影響も気になるところですね。

さて、今回で最後となりました。
技拓が伝えたい10のこと。
ずいぶん掲載に時間を取ってしまいましたが、読んでくださっている方から
共感の声を頂いております。
初めてご来社されるお客様にも、簡単にご説明させていただいてますが、
ひとつひとつ、改めて読んでいただけると嬉しいです。

家というのは、長い間家族が暮らすための大きな買い物です。
ということは、「家を買うのではなく、暮らしを買うということ」とわたしたちは考えています。
だからこそ、未来も見据えて考えてほしいことがあります。

技拓が伝えたい10のこと その10
 

次世代に引き継ぐことができる家は愛情をかけた証。
貴方にとって未来の財産になるよう、楽しみながら暮らしましょう。
あなたの家への想いは、次の住まい手にも必ず伝わります。

日本人は特に、高額で購入した家を工務店任せにしがちな国民であると言われています。
欧米人は、自分たちでメンテナンスすることを子供のころから見慣れているのもあると思いますし、
お金のかかることですので、極力自分たちで直そうとするのでちょっとした技術もありますね。
もちろん難しいまたは、危険な作業は建てた業者さんに任せるのが一番ですが、
日々の小さなメンテは、できる範囲でコツコツと。それがいちばん重要なんです。
掃除も同じことだと思います。
ちょっと手をかけるだけで、家のもちも変わってくるからやりがいがあります。
そしてそれは家を大切にしてきた証となり、その先の家の表情に現れてくるものです。
特に木材を多用する技拓の家は、ほったらかしにすれば腐ります。
放置することで朽ちていく自然素材です。
そこへ、庭が荒れ果て蜘蛛の巣でもかかれば、もうお化け屋敷!
夏は特に、庭の雑草の成長も早く手入れが追い付かないとは思いますが、
ひとたび庭の掃除をしただけで、家そのものもキラキラして見えてくるから不思議です。
劣化ではなく、趣きに変わってくれる素晴らしい素材ゆえですね。

住まい手の方にしていただきたいことは、そんな難しいことではありません。
たとえば台風のあと、一回りして破損がないか目視する。破損を放置しないためです。
植物と一緒に網戸や窓に水をかけ、潮を流す。これは錆防止になります。
外壁の割れや抜け節のチェックで、防水シートの劣化を防ぐ。
デッキには長時間同じ場所に、鉢を置かない。これはスノコの腐りを防ぐため。

内部でも水回りの水のふき取りをこまめにする。
窓を閉めっぱなしにしない。
フローリングも水ぶきをたまにしてあげる。
お掃除をロボットにまかせきりではなく、たまに自分でも隅々をチェックする。
劣化させないためのほんのひと手間なんですね。
 
※引き継ぐ見学会

※技拓の家の価値を考える会

そんな些細なことの繰り返しが、
10年後20年後30年後に、どれほどの価値を生み出すか知っていますか?
そして愛した分だけ、あなたの想いが家のムードとして味わいを増していきます。
要するに、家も可愛がってあげると必ず答えてくれるということです。
暮らしの一部としてお掃除も楽しみながら、未来の自分たちのために。
そのあなたの想いは、次の世代がきちんと受け止めてくれ評価されると
私たちは確信しています。

いかがでしたか?
私たちの伝えたいことは、これからの時代に更に大切にされていくことと
信じています。
良いものをつくり、長く使うことが未来にもたらす価値について、
家づくりを通して、これからも伝えていきたいと思います。